ザマック7
ザマック7に適した用途
ザマック7は特殊なハードウェア用途に、または鋳造がクリンプ加工やステーキングなど、それに続く組立作業中に追加の成型性を必要とするときに、もっともよく使用されます。その高い流動性により、薄肉壁を鋳造することができます:
- 込み入った細部を持つ部品では特に流動性が望ましいことがしばしばありますが、鋳造に特別な配慮を払う必要があります
- パーティングライン上のばりを避けるために、金型の合わせを厳密に行い、鋳造プロセス・パラメータを厳密に管理する必要があります
- この合金により示された高い延性も処理に影響を及ぼしますが、それ以上にバリ除去とトリミングの二次操作の方が与える影響の度合いが高いといえます
- ザマック7はアルミニウムダイカスト合金に比べ、優れた減衰容量と振動減衰を示します
機械的特性
物理的特性
成分
亜鉛 | |
---|---|
% | ザマック7 |
アルミニウム | 3.5-4.3 |
銅 | 0.25 |
マグネシウム | 0.005-0.02 |
鉄(最大) | 0.075 |
鉛(最大) | 0.003 |
カドミウム(最大) | 0.002 |
スズ(最大) | 0.001 |
ニッケル(最大) | |
亜鉛 | 残部 |
マンガン | |
シリコン | |
クロム | - |
チタン | - |
その他の金属 | |
RoHS Compliant | ✓ |